201506/23

ドラム

ドラムセットの機材紹介 タムタム編

~タムタム編~



前回、ドラムセットの中心的存在なスネアドラムについてご紹介しました。
ドラムセットの機材紹介 スネア編①
ドラムセットの機材紹介 スネア編②

今回はタムタムについてご紹介します。


タムタム




まず、なぜタムタムって呼ばれているのはご存じでしたか?

ベーシックなドラムセットにドラマーが座って、左側にあるのがハイタム、右側にあるのがロータムと呼びますが、単体ではタムタムと呼ばれているんですよ。

何故 「タム」 じゃないのか? 
本当はタムタムとはゴングのような大きな打太鼓を呼ぶのですが、こちらは別記事、音楽の歴史でお話ししましょう。

高音域を担当するスネアと低音域を担当するバスドラムの間の音域を担い、演奏をメロディックにするのがタムタムの基本的な役割で、
材質には特殊な製品以外はスネアと同じものが使われています。
ただし、スネアではおなじみのブラス、コバー、スチール、ブロンズなどのシェルはタムタムには存在しません。
珍しいところでは、日本の「キタノ」というメーカーのチタン製ドラムがあります。
いまは廃盤になったラディックの総金属製ドラムセットやPEARLのファイバーグラス製のタム、TAMAのアクリル製タムもユニークな存在でした。
参考:pearl(パール)、YAMAHA(ヤマハ)ドラムセットの歴史

TAMAのアクリル製ドラムはX JAPANのYOSHIKIさんが使用されているドラムで有名ですよね。


タムタムはサイズのバリエーションが豊富で、口径のバリエーションだけでも六インチのおもちゃのようなサイズからフロアタムと同じサイズの十六インチまで八サイズあり、ドラマーのメロディックな要望にこたえている

これに加え、胴の深さにもバリエーションがあります。
標準的な深さはレギュラーサイズと呼ばれ、1950年代からずっと使われてきました。
70年代後半からは、サウンドが重厚化したロックの要望に応え、深胴サイズとよばれる丈の長い胴が発売され、これは当時のカタログの中心的存在になるほど普及しました。
この深胴サイズの人気はかなり長く続いたが、最近ではレギュラーサイズが見直され、深胴はやや影をひそめた感があります。
その背景にはかつてのように世代を超えて大流行する音楽がなくなり、個人がそれぞれの好む音楽を聴くようになったことが背景にあります。そんな状況の変化がドラムセットの選び方にも反映されていると思います。

名古屋音楽スタジオ リフレクトスタジオは、TAMA、PEARL、YAMAのドラムセットを導入していますが、深胴のTAMAのヴィンテージドラムセットも揃っているので、是非一度お試し下さい。
かなり重厚な音がしますよ!!

タムタムでは、ドラマーの好みや演奏されるジャンルによって、様々なヘッドが選ばれています。
スネアと同じコーテッドよりも明るく伸びのいい音になります。
このヘッドを裏側に使うドラマーも数多くいます。
二重フィルムのピンストライプヘッドも人気が高く、これは重いパワフルな音を持ち味とします。
クリアヘッドの中央に黒いフィルムを張ったCSヘッドは、クリアヘッドの長い余韻をほどよく抑制した太い音を特徴とし、打面にも裏側にも用いられています。




タムタムにはシェルの上下にヘッドを張ったダブルヘッドタムおよびヘッドタムと打面側ヘッドだけのシングルヘッドタムの二種類があります。
前者は表ヘッドでピッチ、裏ヘッドで音の伸びをコントロールしますが、シングルヘッドタムでは表ヘッドだけでピッチと余韻を調整しなければならないので、慣れないうちは音作りが非常に難しいといわれています。
シングルヘッドタムの特徴は、そのカラッと乾いた音色にあり、叩いた音が裏ヘッドに当てって、シェル内部でふくらむことがなく、ストンと飛び出していくイメージです。音の抜けとアタックはいいですが、その半面、あっさりして深みがないともいえます。
事実、その乾いた衝撃の強い音質に惹かれ、1970年代のロックや、R&Bでシングルヘッドラムが流行した事があります。
カーペンターズも「イエスタデイ・ワンス・モア」、「1973年」でこのタムをメロディックに使いこなしていました。
ジャズ界ではチコ・ハルミトンがシングルヘッドタムを愛用したドラマーとして有名です。
よほど気に入っていたのか、数ある作品のほとんどでグレッジのシングルヘッドタムを用いていました。
同じシングルヘッドタムの仲間に1970年代半ばにレモ社が発売したロートタムがあります。
これはヘッドとそれを支える鉄の骨組みだけで出来ており、本体を回転させるとチューニングが変化する画期的な楽器でした。
サイズは6インチから18インチまで(現在は14インチまで)の7種類(現在は5種類)があり、前衛的なロックドラマーや、パーカッショニストに好まれています。

参考:ドラムチューニングの基礎知識

歴史的にみると、1940年代から50年代にかけてのビ・バップーモダン・ジャズ期のセットに用いられていたタムは、12インチ1台でした。
70年代に入ってロックの影響を受けると、13インチのタムを追加するジャズドラマーが増え始め、さらに70年代後半、クロスオーバーが台頭し、メロディックな指向性が強まると、タムの数を増やすドラマーが一段と多くなりました。
なかでも人気があったのはフロアタムを用いず、10、12、14、16インチのタムタムを理想的に配置したスティーブ・ガッドのセットで、その演奏のしやすさから世界中のドラマーの模範とされました。
とりわけ日本ではスティーブ・ガッドをリスペクトするドラマーが多く、サイズはもちろん、色まで同じものにしてステージに立つドラマーが数多存在しました。

名古屋音楽スタジオ リフレクトスタジオでは、全部屋常設タムタムサイズが、12インチ、13インチですが、無料レンタル機材として、10インチもご用意しております。
また、ダブルタムスタンド等も合わせて貸し出ししておりますので、バスドラに接する事なく、独立した状態でタムタムをセットする事もできます。バンド練習、ドラムの個人練習は、名古屋にある音楽スタジオ リフレクトスタジオを是非ご利用ください。

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