201508/12

音楽歴史・偉人

音楽歴史・偉人紹介 ビートルズ編㉒

第二十二回ビートルズとは一体何だったのかをご紹介します。

ビートルズの音楽革命



さて、今回も音源を参考にしつつ、まとめていきましょう!



ビートルズ「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
(ホワイト・アルバム 1968年)

かっこいいですよね。「八木節」と同じ音階で、こんなふうに聞こえちゃうわけです。音楽って、音の並びで決まるわけじゃない。五線の上にどう音を並べていくか、じゃなくて、どんな音色で、どんな情感を込めて演奏するかという所が全てなのですね。
「Can’t Buy Me Love」はテンポがとても速いうたです。ベースの音を聞いてください。快速4ビートです。これを、ぐっとスローにやってみます。「Buy you diamond rings my fri-end,if it makes you feel all right」というところですね。こんな感じに1番高い音から強いアタックで入ります。

♪バイユーー(余韻を残しておもむろに)ダーアモン リン マーフレーーン(気分は泣きです)イフィッ メイクシュ フィーローラーアアアーイ

こうやってこぶしを回すと、ほんとうにブルースの雰囲気がでませんか?
ビートルズの面々は、こういうブルージーなうた感覚を身につけていた。けれども、アイドルになってからはそれをモロニはぶつけなかった。
音の並びはブルージーなまま、ちょっと変形を加えて「ドレミ歌」に近いものにした。ファンが一緒に歌いやすいように。さっき落とした「レ」を加えて、そして、また表記をずらしてみましょう。「ソ」が「ミ」になるように平行移動です。

ソ ソ ファ ミ♭ レ ド ド ド シ♭ ド ソ シ♭ ド ド 
ミ ミ レ  ド  シ ラ ラ ラ ソ  ラ ミ ソ  ラ ラ

おや、こんなに単純な音程だったのですね。これだと小学校の音楽の教科書にも入れられそうです。
リズム的にも、ポールそっくりに歌う事を考えなければ、むずかしくありません。4ビートを外さなければ良いのです。



ところで「ラ」で終わる歌は「短調」だと、学校では教えますね。でも、このうたを短調とみなすわけにはいきません。なぜなら短調じゃないからです。
短調というのは、それなりの曲想をもっていないといけない。和音もそれらしく展開しないといけない。
「エリーゼのために」は短調です。「ツィゴイネルワイゼン」も短調です。「津軽海峡冬景色」も、「ウララーウララー」の「狙い打ち」も短調です。
「Can’t buy my love」は違います。そのヴァ―スの部分は、コードの進行も含めて、ブルースのつくりをしている。早くて享楽的な、弾むブルース、まさにリズム&ブルースです。ヴァ―スの部分、つくりをチェックしてみますか?

A A ‘Bの3行、全体で12小節。
コードはC7 C7 C7/F7 F7 C7 C7/G7 F7 F7 C7

最後の4小節が若干変則的ですが、「Lucille」と同じ骨組なのですね。でも、ちょっと深い疑問を出してしまうけど、これって「長調」といっていいのでしょうか。

‐うたの化学反応‐



これからの話は、まとめというより、私の考えの主張に近いものです。鍵盤を使って説明しましょう。
ドレミファソラシド。白鍵を1つずつ鳴らすとこうなりますよね。
これをいかにも長調のようにまとめるには、こんなコードをつけると良いでしょう。

ド レ ミ  /   ファーーー   /    ソ ラ シ     /   ドー
Ⅰ「ド ミ ソ」 / Ⅳ「ファ ラ ド」 / Ⅴ7「ソ シ レ ファ」 / Ⅰ「ド ミ ソ」

3つのコード、ちゃんと鳴りましたでしょうか。
この和音進行が近代ヨーロッパの歌のベースです。長調という歌のまとめ方は、この3つのコードの展開を抜きには考えられません。
このまとまった感じ、よくわかりますよね。「わかる」というのは、あなたが慣れているからです。学習して、あるいは自然に、習得しているから、「ドレミファソラシド」のメロディがもつ音楽性が伝わるのです。

さて、今回はここまでにしたいと思います!次回もこの続きからまとめていきたいと思います!

リフレクトスタジオで流れているBGMが「短調」なのか「長調」なのか、調べてみるのも面白いと思います!
なにか新しい発見ができ、作曲する際に、新しい要素を組み込むことができるかもしれませんね!

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