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201509/24
リハーサルスタジオのマナーと活用法
今回はリハーサルスタジオのマナーと活用法についてご紹介します。
スタジオでのアンプの使い方
真空管アンプの電源の入れ方
リフレクトスタジオではマーシャルなど、真空管アンプを常設しておりますが、この真空管アンプというものは電源の入れ方に少し注意が必要です。
真空管アンプでは、まず赤いPOWERスイッチをオンにし、内部の真空管を暖める必要があります。
目安として、だいたい10~30秒ほど待てば大丈夫です!
次に隣の黒いSTANBYスイッチをオンにすると音が出ます。
電源を切るときはその逆の手順で、STANBYをオフにして真空管を冷まし最後にPOWERをオフにしましょう!
アンプの位置を動かしたい場合
スタジオ内のアンプなどは、あとでもとに戻せば位置や向きを変えても問題ありません。
ギターアンプを二台使う場合は、少し離した方がお互いの音をモニターしやすくなります。
ただ、電源ケーブルを繋ぎっぱなしでアンプを動かすと、アンプが落下したりする危険性もあるので、電源ケーブルは抜いてから動かした方がいいかもしれません。
アンプを持ち込むときの注意点
最近は小型ヘッドなども充実しているので、スタジオにアンプを持ち込むのももちろんアリです!
その際に気を付けたいのは、アンプと備え付けのスピーカーの接続です。
アンプとスピーカーのインピーダンス設定が正しくないと、アンプとスピーカー双方をいためてしまいますので、例えばアンプ側16Ωとスピーカー側16Ωとなるように、アンプの出力セレクターやそれぞれの入出力端子などを確認して接続してください。
シールドでスピーカーをつなぐと・・・
アンプとスピーカーを接続する場合は、必ずスピーカーケーブルで繋ぎましょう!
間違ってもシールドは使ってはいけません。
シールドはギターからの微弱な電流をノイズから守るため、ケーブルの周りに網線が巻いてあります。
これをスピーカーに繋ぐと、大電流が流れて網線が発熱し、シールドが溶けたり焦げたりする危険性がありますので、気を付けて下さいね!
センド&リターンの使い方
センド&リターンは、入力ボリュームやトーンなどを調整するプリアンプのあとに、信号を抜き出してエフェクターなどを挟み込むための端子です。
見様見真似でセンド&リターンを使って、思ったような音が出ない、または音そのものが出ないなんていうトラブルも、信号の流れ方などを意識すると有効活用できるでしょう。
ディレイなどはアンプの入力に接続するのと、センド&リターンに接続するのでは効果が大きく変わってきます。
イメージする音に合った接続方法を選びましょう!
モニターしやすい音量調整
ギタリストはついついアンプの音量を上げがちですが、それに対してベースやボーカルも
音量をあげてしまうと、音が回ったりハウリングを起こしてしまったりします。
音量を増幅できないドラムを基準に、ギターやベースを調整することが大事です。
また、音をボーカルに集めるようにスピーカーの向きなどを変えるのもポイントです。
アンプの使い方編、いかがでしたでしょうか?
リフレクトスタジオでぜひこの知識を活かして楽しい音楽ライフを送ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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