201603/04

音楽スタジオ

音楽スタジオにある機材の使い方

音楽スタジオにある機材の種類



そもそも音楽スタジオって何するところ?ライブハウスって聞いた事あるけど違うの?
こんな声をよく耳にします。

まず、音楽スタジオって何をするところかと簡単に言うと、“大きな音を出して楽器や歌を練習するところ“なんですね。

防音がしっかり施されているので、大きな音が出したければ、音楽スタジオに行けば良いのです。

音楽番組などで良く見かけるミュージシャンの方は、ギター、ベース、ドラムなどとても大きな音が出る楽器を演奏しています。
ライブハウスなんかに初めて行ったりすると、普段聞く事がないような大きな音が毎日鳴っています。

そんなミュージシャン達は自宅で大きな音が出せないので、きちっと防音されている部屋で練習をしているのです。

自宅で生ドラムを叩いたり、ライブで鳴らすような音量でギターの練習をしたり、大きな声で歌の練習をしたりすると…



いわゆる近隣トラブルになりかねませんよね?

そんな時に利用する場所がスタジオです。
防音を備えた部屋が何部屋もあるお店のことを“音楽スタジオ”と呼びます。



写真のように、音楽スタジオと呼ばれる部屋内には、防音効果があるだけではなく、ミュージシャンにとって必要な機材が予め常設されています。

それでは今回は、その常設されている機材についてお話ししましょう



音楽スタジオに設置されている一般的な機材

・ギターアンプ(ギターの音を大きな音で鳴らす機材)
・ベースアンプ(ベースの音を大きな音で鳴らす機材)
・ドラム
・ミキサー(マイクを通した人の声や、CDの音を大きな音で鳴らす機材)
・スピーカー(ミキサーと接続して、人の耳に聴かせるようにする機材)

次にそれぞれの機材を掘り下げて説明していきましょう。

アンプ編





まずはアンプ、と呼ばれる機材。
アンプとはアンプリファイヤー(増幅器)の略で、入力された電気信号を増幅する機能をもつ電子回路のことである。
一口にアンプと言っても、本当にたくさんの種類があります。

スタジオに主に設置されているものはオーディオアンプと呼ばれるもので、オーディオアンプには、プリアンプ、メインアンプ(パワーアンプ)、スピーカーがあり、音が鳴るしくみとなっています。

最初の小さな入力を専門に処理するアンプをプリアンプ。
直接耳にするスピーカーを接続するアンプを、メインアンプ(パワーアンプ)と言います。
スタジオに置いてある代表的なアンプとして、ギターアンプ、ベースアンプがあります。

その中でも種類があり、スタックタイプと呼ばれるスピーカーと分かれているものから、コンボタイプと呼ばれるスピーカーと一体型になっているものもあります。

ギターアンプの代表的なメーカーにはMarshallやRolandなどがあり、ベースアンプの代表的なメーカーにはAMPEGやHARTKEなどがあります。

ギターやベースの本体とアンプをシールドと言われるケーブルと接続することによって大きな音が鳴ります。

ドラム編





次にドラムを説明していきましょう。

ドラムとは英単語で、日本語では打楽器、太鼓をさします。

音楽人の間では複数のドラムやシンバル類をあわせたドラムセットのことを含めて「ドラム」と呼ぶことが多いです。

ではそのドラムセットの構成を説明していきます。

バスドラム
Bass Drumと表記することから「ベースドラム」「ベードラ」「バスドラ」と呼ぶ場合もある(アメリカなどの英語圏では「ベースドラム」と呼ぶのが一般的)。
いわゆる大太鼓で、他に「キック」(Kick)と呼ぶこともある。
一般的な右利きの場合、奏者の右足側の床に横倒しに設置し、ペダルを踏んで演奏します。

フロアタム
床に直接置くので「フロア (floor) ・タム」と呼ばれる。
右利きの場合、奏者の右側に設置するのが一般的で、大口径のタムで代用する場合もあります。並び順はタムと同様。

スネアドラム
奏者の目の前、膝の高さに専用のスタンドで設置する。
いわゆる小太鼓で、スネアサイド(スネアドラムの裏面のヘッド)にスナッピーと呼ばれる金属製の響線が装着されている事が最大の特徴です。
スネアドラムは奏者の好みがわかりやすく出る太鼓である為、自前のスネアをスタジオに持ち込んでいる事が多い。

タムタム
専用のスタンドを使い、バスドラムの上付近に設置してある。
口径の異なる2つのタムを設置する構成が一般的ですが、タム1つのみを配した、いわゆる「3点キット」と呼ばれるシンプルな構成が最近では主流のようです。

ハイハットシンバル
右利きの場合、奏者の左足側、スネアドラムの直近に専用のスタンドで設置する。
左側に設置している場合、腕をクロスさせて右腕で叩く「クロスハンド奏法」が一般的です。

シンバル
設置にはスタンドを用い、ライドシンバル、クラッシュシンバルが主に設置されており、エフェクトシンバルと呼ばれるチャイナ、スプラッシュなども好みによって使う奏者もいます。
ライドシンバルはフロアタムの上付近に設置するのが一般的です。
その他のシンバルの配置は奏者の好みによります。
一般的にライドシンバルはリズムをキープする目的で使われ大口径(主に20インチ - 22インチだが、19インチや24インチのものまで存在する)で厚い。
クラッシュシンバルは曲中でアクセントを付けるときに使用される。
一般的にライドシンバルより小口径(主に16インチ - 18インチだがこちらも14インチや20インチのものもある)で薄い。

ドラムスティック
上記で説明したドラムセットは、主にスティックといわれる桴(ばち)で叩くことが多いです。
このドラムスティックにも種類が豊富にあるので、好みや曲調に合わせて使用します。

ミキサー編





マイクとスピーカーがあれば音が鳴る、なんてお思いではないでしょうか。
スタジオには行ったことあるけど、ミキサーってそもそも何?しくみなんてよくわからないよ、なんて人がほとんどだと思います。

まずは、スタジオでスピーカーから音が鳴るしくみを説明しましょう。
人の声はまずマイクから信号に変わってケーブルを伝って、ミキサーに入ります。
ミキサーに入った信号はパワーアンプで増幅され、スピーカーから出力されます。

この時に使用するアンプはギターアンプやベースアンプのアンプとは違い、パワーアンプと呼ばれる、ミキサーとセットで使う専用のパワーアンプとなります。
スタジオによってはこのパワーアンプがミキサーと一体型になっているパワードミキサーと呼ばれるものもあります。
逆に一体型ではないミキサーは、アナログミキサーと呼ばれます。
アナログミキサーは、パワーアンプとセットで使用します。
一般的に音楽スタジオでは、ボーカルのマイク、CDやiPodの音楽、キーボードなどの音を大きく出す為に使用します。

大規模なコンサートやライブハウスなどでは、ギターアンプやドラムにそれぞれマイクを立てて、音量バランスをとる為にとても大きなミキサーを使用することもあります。
このようにミキサーは、スピーカーからの音を出す役割だけではなく、音量や音バランスを整えたり、効果を加える役割も果たしています。

スタジオで練習をしていると、よくあるのが「キーン」「ボーン」というようなハウリングという現象が起こります。
マイクをスピーカーに近づけるとこのような現象が起きやすいのです。
スピーカーからの出力が十分なほど出ている場合、その信号をマイクが拾って音が回り、ハウリングという現象になります。

リフレクトスタジオでご利用のお客様であれば、何でもお気軽に相談してください。



一つ一つの機材の説明や、使い方、何のためにあるのか、どう利用してよいのか。
そもそも初めてスタジオを使うのでまずはどうしたら良いのかという不安。

ご安心下さい!当店にお任せ下さい!親切丁寧にご対応させて頂きます!

ちょっと聞きづらいな~、ちゃんと教えてくれるのかな~。

ご安心下さい!当店にお任せ下さい!親切丁寧にご対応させて頂きます!!!


音楽スタジオ利用について不明点がある方は、全てリフレクトスタジオにお任せ下さい!

何でもお気軽にご相談くださいね。
当店スタッフがご対応させて頂きます。

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